チェコ人比丘ウ・サラナ
サカンジー瞑想センター
ヤンゴンの北のはずれ、
バゴー市との境界付近に新しく瞑想センターが創設された。
ここの名前は、サカンジー瞑想センター（SAKHANGYI TAWYA MEDITATION CENTER）と言って、指導するのは、
生まれついての驚異的な記憶力と驚異的な集中力とを持つ、
チェコ人の比丘ウ・サラナ。
瞑想法は、
まず最初に骨格やら筋肉やら内臓やらの身体内部の様子をありあり
とイメージする瞑想（身随観）をやっておき、
次に鼻先に集中するサマタでニミッタが見えるまで入り、
そして心身に生じる感覚、想念、
感情等の対象の生滅する様子をひたすら観察するという、
ミャンマーのオーソドックスな生滅観察式ヴィパッサナー瞑想だ。
また、このウ・
サラナ比丘は仏教の学問としての研究分野においても優れていて、
母国語の他に英語、ミャンマー語、シンハラ語、
パーリ語をネイティブ並みに操り、
ミャンマーとスリランカの両国で経典について学び、
考察を深めてきた経験を持つ。そのため彼の説く仏教は、
知的で高貴な薫りが漂い、
理論派仏教徒の心を深く捕らえて離さないものとなっている。「
相撲を取るように瞑想する」
どこかの瞑想センターとは全然格式が違う。
嬉しいのはここには日本人スタッフたちがいる事。彼女たちがウ・
サラナ比丘の英語での講義や指導を日本語に訳してくれるので、
英語が苦手な人でも難なく滞在出来る。また、このウ・
サラナ比丘も自分の教えが日本に広まる事を望んでいるので、
ぜひここで紹介しておきたい。
何はともあれ、
瞑想センターはこんな感じ。
興味のある人はコロナ騒動後の再開の日を確認の上、
ぜひ訪れてみて頂きたい。
https://m.facebook.com/myanmar.photowiki
https://m.youtube.com/watch?v=2Ge0QBApTkU
https://m.youtube.com/watch?v=WIRIfnT3gQQ
https://m.youtube.com/watch?v=y0AcmGYix98
サカンジーの住所
瞑想センターの場所はヤンゴンの北のはずれの
レグ（Hlegu）村。住所なんてないから、タクシーでレグまで行って、
村人たちに聞くしかない。
※サカンジー瞑想センターはすでにレグ（Hlegu）村から他の村に引っ越しています。
詳しくはこちらの記事で
ウ・サラナ比丘の講義
日本人スタッフによる翻訳があります。
Lecture 01 EN-JP - "Why Meditate?" (A Few Glimpses from the History) (the introduction to the history of meditation, the attainments of the Buddha, the nature of the mind, and the Four Noble Truths)
https://docs.google.com/document/d/1zqdSocw46cnwjMkTrIx9ntispIUJGSsFpNKYNp0uAJg/edit?usp=sharing
Lecture 02 EN-JP - The Foundations of Meditation: The Right Attitude and Ethics
https://docs.google.com/document/d/15-pDOh7bKiPxQzQpe2PTZv8UrhV4D5vOjpHRkyurvDA/edit?usp=sharing
Lecture 03 EN-JP - The Drive: The Right Effort and Energy Management
https://docs.google.com/document/d/1wqejhd_A1SGXn_5gxcC7gagCzwdocBt_AJA0pezIP5Y/edit?usp=sharing
Lecture 04 EN-JP - Mindfulness and meditation postures
https://docs.google.com/document/d/1h0zu_OEX2eyCm6gc07XFHgCmHRfKYJYOtgN70ZiwNXk/edit
Lecture 05 EN-JP - Mindfulness in daily activities (Four Kinds of Clear Comprehension, Eating Meditation)
https://docs.google.com/document/d/1W0tXS_TTv_ciZT0cpRz8A0HvmcsTFLaVQbJ0Rzej-qc/edit?usp=sharing
タバワ瞑想センターについて
ボランティアの写真
以前、タバワ瞑想センターについて少しばかり触れたところ、
案の定、問い合わせが幾つかあったので、
では所在地についてもう一度。
タバワに行くにはヤンゴンの中心部のスーレーパゴダ近くのバスタ
ーミナルから南へ下るバスに乗る。
そこから１時間半ほど行ったタンリンという町が所在地だ。
こちらも現在は封鎖中のようなので、
コロナ騒動が収まるまで入る事は出来ない。
騒動が去ったら訪れてみて下さい。どうでもいいが、
ここはシュエウーミンだよ。
タバワの事はタバワの人に聞いて欲しいね。
しかしこれを見るとシュエウーミンよりいいかもね・・
https://m.youtube.com/watch?v=j0Tv4k8pGho
https://m.youtube.com/watch?v=SlXhFIfWNlM
ミャンマーの僧院よりお知らせ
ミャンマーの僧院、並びに日本にあるミャンマー寺では、
慢性的に通信用、学習用のパソコンが不足しています。
もし皆様のお手元にご不用になったノートパソコンがあれば、
是非お譲り下さい。
日本のミャンマー寺に送って頂ければ、
それがミャンマーまで届けられます。
物置で眠っている物があれば、
比丘や沙弥達の経典の学習をサポートする事が出来ます。
何卒ご協力下さい。お問い合わせ先はこちら。
